雲錦大鉢中條正康
¥220,000
1949年、瀬戸市の窯屋に生まれる。明治大学工学部卒業後、陶芸を志し、1973年に独立。 制作の出発点となったのは、京都の料亭から依頼を受けた尾形乾山の写しであった。その後、仁清や道八など取材の対象を広げ、古典の意匠や色絵の技法を深く吸収していく。一方で、兎や猫、鳥など身近な動物をはじめとする親しみあるモチーフや自身が憧憬するオリエント文化などを積極的に取り入れ、古典的な造形や絵付けと自在に組み合わせることで、中條ならではの陶芸世界を築き上げてきた。 「楽しい仕事、楽しい器、楽しい暮らし」を制作の理念に掲げる中條の作品には、乾山が憧れた王朝文化の雅やかさが息づく一方で、思わず微笑みたくなるような遊び心が共存している。