志野六角湯呑西岡悠
¥15,400
千葉県出身の西岡は20代にはバンド活動に打ち込んでいたが、その後IT企業での勤務やオルゴール職人などの経験を経てやきものの道へとたどり着く。 専門校卒業後はその造形に衝撃を受けたという鈴木五郎に師事し、卓越した轆轤技術で知られる鈴木のもとで、仕事を終えた後も毎日二時間轆轤を挽き続けるなどして研鑽を積んだ。 師から受け継いだ素材への鋭い感覚は西岡の作陶の軸を成し、自身の名を広く知られるものにした黄瀬戸の油揚手へと結実する。また、桃山時代の美濃陶を念頭に、調達した原料から発想を展開していく制作姿勢は「美濃染付」シリーズに見られるように、四〇〇年前の美濃の地で存在し得たもう一つのやきものの歴史を提示している。大の猫好き。