今年も柳下さんの個展を開催します。
最近、柳下作品のもつ「静」と「動」の均衡が動に向いてるような気がしていましたが、今回はそれがハッキリと見てとれます。強めの鎬や意外な彩色まで!これは織部的思想を取り込んだようにも思いますが、どこか昭和っぽく懐かしく思えます。現代に生きる我々が桃山や江戸を懐かしく思えることはありませんが昭和ならイケます。ご本人がどう思われているか存じませんが新しい種の感動を味わえるのです。よくおっしゃる「不易流行」に対する一つの試みではないでしょうか。
柳下作品の基本とされているド桃山も健在です。動が変われば必然的に静も変わります。この辺りも是非ご着目ください。