今年も内村さんが新作を引っ提げ八丁堀にやってきてくださいます。万歳!
高麗・唐津の技法を主に手掛ける内村さんですが、その作品にはそれぞれの様式美が深く備わっております。それぞれの手を掘り下げ古典を見つめ制作されることで纏えるものであることと思いますが、その美の仕組みを見出し己の手で形にして鑑賞者の感動を呼べるところまで引き上げるなんて業は誰にでもできることではありません。コテンコテンと言いますが古いものには長い長い時間という篩に掛けられながら愛され続けてきた濃い美を含んでいるはずです。それらが「なぜ美しいか」を考える大切さを内村作品から教えられている気がします。
さて、様式美の楽しみの中に個々の性質があります。内村さんの作品にも色々な面でそれを見て取れますが、私が特に好きなのは器肌のふくよかさにあります。(※福岡で作陶されているからではありません)紙のような薄さであるはずの釉に不思議な奥行きを感じられ、多彩な色合いを持ち、手にも気持ちいい。わんだふるです。
茶器・花器・酒器・食器の力作が並びます。今回は刳り貫きによる作品も。是非ご覧ください!