今年も市川さんの個展を開催いたします。
前回もつらつらと書きましたが、弊店とお付き合いくださっている作家さんのなかでは異色な存在である市川さん。強烈な独自性と、その表現に対する徹底性からくる作品の完成度というのは健在で、今年はその発展型をみなさまにはご覧いただけることと思います。
市川作品の意匠にはそれぞれの題があり、考えがあります。それは世相を映したものであったり、古典から得たものであったり、様々です。私はそれをお聞きしても学がないものでよくわからない。その都度調べるわけですが、付け焼刃では作品との関係性まで理解できることもなく、一体どんなものを食べて生きてきたらこんな作風になるのだろうなどと、感覚的な思考に収まってしまうわけです。
何がいいたいのかというと、いろいろな楽しみ方がありますが、作家が何を食べているのか気になるくらいヤキモノとしての魅力がありますよということでございます。どんな魅力なのかといいますと、先日発売された「アートコレクターズ」さんのアンケートに寄せた文を流用します。せっかくなので私も初めて買ってみました。
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毒々しい程の派手さと野趣。ヤドクガエルに魅入られるような感じでしょうか。やきものの伝統的な技法から現代の技術までを駆使し、強烈な意匠を表現しきる突き抜けた存在感が人を惹き付けるのだと思います。
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去年発表された「リコリスラジアータ」、「凪と炎」などの人気作に加え、DM作成までに間に合いませんでしたが今展に向けて新意匠の作品もご出品いただきます。是非、お越しくださいませ!