この度、二年振りに松本さんの個展を開催いたします。
今年の松本作品はいつも以上に多彩です。信楽、釉化信楽、赤絵、鉄絵、飴釉など幅広く手掛けていらっしゃいますが、今回は織部・三島も加わります。更に、研究中の釉薬ものも(間に合えば)ご発表いただきます。楽しみっ!!
さて、信楽・織部・三島は手掛ける作家の多い技法ですが、松本さんは成形、印花の使い方、絵付けの構図などに独自性があり他とは一線を画す雰囲気があります。馴染みの中に新鮮味もあるという、いい塩梅の刺激がそこにありとても気持ちのいい存在なのです。
その刺激のひとつである釉化信楽(ゆうかしがらき)は数年前に松本さんが作り上げた技法です。穴窯で焼かれ景色のついた信楽に釉薬を掛け再度焼くことで、信楽の窯変が絡んだ不思議な施釉陶ができます。こちらの技法を手掛けるのは私が知る限り松本さんだけです。焼き締めの器に釉薬を掛けて焼き直すなんて発想を誰がしましょう!
最新の力作が揃います。是非お越しください。