金継ぎ・陶磁器の修理 承ります

カケたり割れたりしてしまったけれど、いつか直そうと眠らせている器はございませんか。
お気に入りの器も使えないと場所をとるだけになってしまいます。
そんな器を弊店で修理いたします。
しっかりと金継ぎをした器は新たな魅力を纏い、また活躍してくれます。

 

弊店の「金継ぎ」は接着材やパテなども本漆を元に作る古典的な方法は採用しておりません。丈夫であり、仕上がりが美しく、使用者の健康を守れるという条件を満たせれば、極力手間をかけない方法(流行りの表現でいう「合理的」)を採用しております。接着や欠損部を埋める為のパテは基本的にエポキシ(日本の食品衛生法に適合したもの)を使用します。作業が楽で漆よりも丈夫である為です。下処理をした後の仕上げとなる化粧には本漆を採用しております。(※2025年3月まで「新うるし」を使用しておりましたがメーカーである櫻井釣具様の「新うるし」の安全性に対する見解が二転三転するので変更しました)これにより古典的な金継ぎによる修理よりも大幅な費用削減が可能となりました。

2017年に器の修理業を開始して以来、飲食店様も含めたくさんの方にご依頼いただき、技術を磨きながら常に新しい道具や技法を模索してまいりました。古典に敬意を払いつつ現代だからできる器の修理を続けていきます。


※「金継ぎ」は「きんつぎ」と読みます。
※使用するエポキシパテ・エポキシ接着剤は全て食品衛生法に適合しております。


料金・所要日数目安

■ 欠損部分の修理(カケ)■
 欠損部分をパテ(漆と砥の粉またはエポキシ)で再生し、漆を塗布。
その上から金泥などを撒き磨きます。
 
・欠損部分の再生 一箇所につき 4,400円(税込)〜
※軽微なカケ 2,200円(税込)〜
 
所要日数:1〜3ヶ月
 
※欠損箇所の大きさにより価格と所用日数が変わります
※修復に複雑な成形が必要な場合は小さくても高額になる場合もございます


■ 割れを継ぐ ■

 漆またはエポキシ接着剤で結着後、割れ目にある細かな欠損部分をパテで再生させます。
継ぎ目と欠損再生箇所の余分な漆やパテを削り、形を整え、漆で化粧をし金泥などを撒き磨きます。
 
・破片1つ 4,400円〜
・破片2つ 6,050円〜
・破片3つ 7,150円〜
 
所要日数:1〜3ヵ月
 
※割れ方や大きな欠損箇所の有無などにより価格と所用日数が変わります

※2025年 価格改定しました

ご依頼方法

【電話】 03-5830-7475 (11:00〜18:00)※木曜定休&不定休
【Eメール】トップページの「お問い合わせ」よりご連絡ください
【SNS】facebook・instagramのメッセージよりご連絡ください
または営業日をご確認の上、直接店舗へお持ち込みください。

・郵送は更なる破損の危険性がある為、お断りしておりますが、お持ち込みが難しい場合はご相談ください。

・破損状態や品物の特性によってお受けできない場合がございます
・破損状態により、価格と所用日数が変わります
・純金仕上げは追加料金550円(税込)〜(使用量による)
・表示価格は全て税別です



修理例

■カケ■








破片を継ぐ